大阪市北区芝田の阪急梅田駅の近くで25日午後0時半ごろ、乗用車が歩道に突っ込み、これまでに少なくとも男女11人がけがをし、うち男女3人が意識不明の重体となっている。国内メディアが一斉に伝えた。
毎日新聞によると、歩道に突っ込んだのは、奈良ナンバーの黒いプリウスで、阪急梅田駅近くの「芝田1丁目交差点」を西から東へ直進中、スピードを緩めずに大阪新阪急ホテル前の歩道に突っ込んだという。運転手は50代くらいの男性で、運転手の男性を含め20〜60代くらいの男女3人が意識不明の重体。
目撃者の男性はNHKに対し、「車は(芝田1丁目)交差点を入って(大阪新阪急)ホテルの入口の前から歩道に乗り上げ、スピードを出したまま人をはねた。ブレーキがかかっているようには見えなかった」などと話している。
朝日新聞によると、車は歩道の人を次々にはね、大阪新阪急ホテル前の花壇に突っ込んで止まったという。また、車には運転手の男性1人だけが乗っていたという。