東京都小金井市本町6で7日午後3時50分ごろ、京王電鉄バスの回送中だった路線バスが、道路沿いのアパートに突っ込む事故があった。男性運転手(49)がけがを負った。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、バスは小金井営業所からJR武蔵小金井駅に向かう途中の回送バスで、武蔵小金井駅から東府中駅まで営業運転する予定だったという。
テレビ朝日によると、このバスは数百メートルにわたって蛇行したとみられ、蛇行後、反対車線の歩道に乗り上げる。その後、一度走行車線に戻るが、今度は走行車線の歩道に乗り上げ、アパートに突っ込んだ。同紙によると、バスは歩道に乗り上げる際、信号機を倒し、100メートルほど歩道を走行して、アパートの1階に突っ込んで停止したという。
回送中であったため、乗客はいなく、けがを負った運転手は病院に搬送された。これまでのところ、アパートの住人や通行人にけが人が出たという情報は伝えられていない。
FNNによると、警察は運転手に何らかのトラブルが起き、通常の運転ができなくなったとみて、詳しく調べている。
現場は、武蔵小金井駅から約300メートルの場所で、近くには小金井市役所がある。