長野県岡谷市の中央自動車道下り線の諏訪湖サービスエリア(SA)にあるコーヒーショップ「スターバックス」に24日早朝、大型トレーラーが突っ込む事故があった。事故当時は営業時間前で店内に客はいなかったが、開店の準備をしていた30代の女性店員と、運転手の男(49)が諏訪市内の病院に搬送された。いずれも重症とみられるが、命に別条はないという。NHKなどが伝えた。
報道によると、24日午前6時45分ごろ、「スターバックスコーヒー諏訪湖サービスエリア(下り線)店」の正面ガラス壁に、大型トレーラーが突っ込んだ。トレーラーは、運転手部分の車体2〜3メートルまでが店内にのめり込んだ。トレーラーの運転手部分は大破し、トレーラーが突っ込んだ店舗部分も大きく損壊した様子。女性はこの時、レジ付近で開店の準備をしていたという。
運転手は「前をよく見ていなかった」「眠気を感じた」などと話しており、長野県警高速隊は、運転手を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で調べている。
女性店員と運転手は、骨折など足にけがを負ったほか、女性店員は顔にもけがをしたという。
スターバックスのホームページによると、事故があった諏訪湖サービスエリア(下り線)店は、中央自動車道・岡谷ジャンクション(岡谷市川岸東)から約5・4キロの位置にある。営業時間は事故発生約15分後の午前7時から午後9時までだった。