警視庁小松川署(東京都江戸川区)に15日午後5時前、道路脇の電柱などをなぎ倒してクレーン車が突っ込んだ。けが人はいないという。小松川署は、クレーン車を運転していた男性(42)を、道路交通法違反(安全運転義務違反)で現行犯逮捕した。男性は容疑を認めている。国内の主要メディアが伝えた。
報道によると、電柱などをなぎ倒し小松川署に突っ込んだのは、26トンの大型クレーン車で、千葉県市川市にある重機会社の男性社員が運転していた。男性は、ハンドルとブレーキ操作を誤ったと供述し、容疑を認めている。アルコールや薬物の影響はなかったという。
クレーン車は、片側3車線の国道14号を走行中、歩道に乗り上げ、電柱などをなぎ倒して小松川署に突っ込んだ。電柱のほか、小松川署の建物の一部が損壊。停車していた捜査車両など数台も大破したという。
ニュースを見て現場を訪れたという人はツイッターで、「小松川署やばい」「ガチでクレーン車突っ込んでる」などとコメントしている。ツイッターに投稿された写真では、「小松川署」と書かれた看板もなぎ倒されているのが確認できる。
小松川署は江戸川区松島1−19−22にある警察署で、中央区から千葉市に通じる国道14号(京葉道路)に面している。JR新小岩駅から南方に約1・6キロの地点。