香川県観音寺市の「観音寺市総合運動公園」で11日朝、刃物のようなもので切り裂かれた猫の死骸が見つかった。交通事故や野犬によるものとは考えづらいことから、警察は何者かが猫を刃物で切り裂くなどしたとみて調べている。日本テレビが伝えた。
日本テレビによると、11日午前8時ごろ、観音寺市総合運動公園内で開催されたイベント関係者から、駐車場に猫の死骸があると公園の管理者に連絡があった。猫は腰骨まで切られており、獣医が診たところ、人為的に切り裂かれた可能性が高いという。
観音寺市総合運動公園では4日にも、しっぽをけがした猫が保護されており、他にも同じような猫が目撃されていたという。警察は、動物愛護保護法違反の疑いも視野に捜査を進めている。
観音寺市総合運動公園は、陸上競技場や野球場、総合体育館、テニスコートなどのさまざまなスポーツ施設がある公園で、公園内には母神山古墳もある。日本テレビによると、野良猫が増えて問題化し、先月からボランティアによる避妊や去勢が行われていたという。