JR関西線・弥富駅(愛知県弥富市)に停車していた普通電車で7日午後1時10分ごろ、異臭騒ぎがあった。乗客約20人が退避。電車の床には液体がこぼれていたという。時事通信などが伝えた。
同通信によると、異臭騒ぎがあったのは、関西線・四日市発名古屋行きの2両編成の普通電車。乗客からアンモニア臭がすると通報があり、乗客20人を降ろして、車両を名古屋市内に回送したという。
1両目の車両の床に液体がこぼれていたが、同通信が消防の話として伝えたところによると、アンモニアではなかったという。これまでのところ、成分は特定できていない。また、この異臭により体調不良を訴える乗客もいなかったという。
この影響で、関西線は名古屋駅〜桑名駅間で一時運転が見合わせられた。
一方、弥富駅は、海抜ゼロメートル地帯にあり、海抜マイナス0・93メートルにある地上で日本一低い駅とされている。