仙台市青葉区旭ケ丘1丁目で25日午前9時35分ごろ、デイサービスの送迎用ワゴン車が、約3メートルの崖から転落した。車には職員含め8人が乗っており、このうちデイサービスの利用者である90代の女性1人が意識不明の状態だという。朝日新聞などが伝えた。
同紙やテレビ朝日によると、転落した送迎車には職員2人とデイサービスの利用者である高齢者6人が乗っていた。利用者の1人である90代の女性について、テレビ朝日は「心肺停止の状態」と伝えているが、同紙や読売新聞などは「意識不明の重体」と伝えている。他の5人の利用者は軽傷で、職員2人にけがはなかった。
読売新聞によると、現場は下り坂でガードレールはなかったという。約10センチの雪が圧雪された状態で、路面が凍結していた可能性がある。
仙台駅から北に約3キロの場所で、近くには中学校や高校、東北薬科大学などがある。警察が事故の詳しい原因を調べている。