秋田県仙北市の県立角館(かくのだて)高校で1日午前7時15分ごろ、同校の男子生徒が、中庭で男性が倒れているのを発見し、職員を通じて119番通報した。男性は既に死亡しており、報道によると仙北市内に住む無職の男性(32)だったという。複数の国内紙が伝えた。
産経新聞によると、男性は角館高校の職員や生徒ではなく、校舎3階の中庭に面した窓が開いていたことから、外部から侵入し、校舎から転落したとみられているという。
男性は身長約170センチ。黒のダウンジャケットに緑色のジャージーズボンを着ていた。毛糸の帽子を身に付け、頭から血を流して中庭の校舎そばにうつぶせの状態で倒れていたという。また、目立った外傷はなかったという。
発見した男子生徒は、中庭に面したトイレの窓から男性を発見した。角館高校はこの日、生徒らに事情を説明し、授業を中止して下校させた。