富山県警は27日、富山市内の公園で20代の女性に無理やりキスをし、体を触るなどしたとして、同県警地域課の上田利親(としちか)巡査部長(48)を強制わいせつ容疑で逮捕した。上田容疑者は「ムラムラしていた」と容疑を認めている。
朝日新聞やテレビ朝日などによると、上田容疑者は休みだった26日夕方から、知人ら5人で富山市内の飲食店で食事をしたり酒を飲んだ。20代の女性とはそこで知り合い、帰り道に公園で2人きりになった際、無理やりキスをしたり体を触るなどしたという。
上田容疑者は1991年から16年間、富山県警の山岳警備隊に所属し、スキーで国体に出場した経験もあるという。産経新聞によると、これまでの勤務態度に問題はなく、27日も通常通り出勤していたという。
上田容疑者は、女性が嫌がっていたことを認めた上で、「警察官としてやってはいけないことをした。女性に謝りたい」と話している。