上武大学(群馬県高崎市)在学中に箱根駅伝に3回出場し、社会人になっても実業団で活躍していた、東京都国税局横浜中税務署勤務の福山真魚(まお)容疑者(27)=住居侵入と器物損壊容疑で逮捕=が25日、路上で女性の体を触ったとして強制わいせつ容疑で再逮捕された。国内主要紙が伝えた。
報道によると、福山容疑者は10月14日午後11時50分ごろ、東京都品川区の路上で帰宅途中だった30代の女性に後ろから抱き付き、胸などを触った疑いが持たれている。福山容疑者は「欲望を抑えられなかった」などと容疑を認めているという。
福山容疑者は先月、品川区内のマンションに窓ガラスを割って侵入したとして、住居侵入と器物破損容疑で逮捕されていた。その後の捜査で、強制わいせつの容疑も浮上したという。周辺では同じような事件が相次いで発生しており、警察は関連性を調べている。
福山容疑者は2008年、関東学連選抜で上武大学駅伝部初の箱根ランナーとして箱根駅伝に出場。山登りのある5区で、区間3位を記録した。翌09年には、史上41校目の出場校として上武大学駅伝部が箱根駅伝に初出場し、同じく5区を走った。10年にも上武大学駅伝部として出場し同じ5区を走って、区間5位を記録していた。