名古屋市千種(ちくさ)区振甫町で23日午前9時20分ごろ、住宅1階の車庫内で寝ていた住人の男性(70)が倒れているのが見つかった。男性は既に死亡しており、凍死したとみられている。毎日新聞が伝えた。
同紙によると、男性の妻は、男性が普段から車庫で寝ていたと話しているという。名古屋市の23日の最低気温は午前6時半ごろで氷点下0・2度だった。
車庫にはシャッターなどはなく、布団があったが暖房器具もなかった。男性は布団の外で倒れていたという。
凍死とは、低体温症により死亡することで、日本山岳救助機構のホームページによると、人間は体温が20度以下になると、脳波が消失し、心停止に至り、凍死するという。