千葉ロッテマリーンズの昨年のドラフトで1位指名された平沢大河内野手(18)が21日、浦和球場(さいたま市)で行われていた新人合同自主トレーニング中に、右頭部に死球(デッドボール)を受けて病院へ運ばれる騒ぎがあった。サンケイスポーツ紙が伝えた。
同紙によると平沢選手は打撃練習をしている際、打撃投手の死球を右頭部に受けた。当時ヘルメットは着用していなかったという。
意識はあり「大丈夫です」と笑顔で球場を出たが、埼玉県戸田市内の病院で精密検査を受けるという。
平沢選手は、宮城県多賀城市出身。仙台育英高校では1年春から公式戦に出場、2年秋の神宮大会では決勝戦で2ランホームランを打ち、優勝に貢献した。3年春の甲子園では3本塁打を記録している。2015年のWBSC・U−18ワールドカップでは日本代表に選出され、ベストナインを受賞した。
千葉ロッテマリーンズのドラフト1位で、同年11月に契約金9000万円、年棒1200万円で契約している。