自称占い師の山口智子容疑者(56)ら男女3人が7日、みずほ銀行から融資名目で約1億700万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕された。
FNNや産経新聞などの報道によると、逮捕されたのは自称占い師で元社長の山口容疑者と、石田浩之容疑者(52)、西田信義容疑者(69)の3人。3人は2009年10月、実体のない会社を経営実態があるように装い、虚偽の決算書類を作成。みずほ銀行五反田支店から、法人税約5700万円、賞与約5000万円を支払う必要があるとして、融資約1億700万円をだまし取った疑いが持たれている。
3人は、銀行の担当者に会社訪問をさせたり、関連口座で現金の出入金を繰り返すなどの手口で銀行を信用させ、みずほ銀行や他の銀行からも数億円の融資金をだまし取った疑いが持たれている。