国際的な人道支援団体「クリスチャン・エイド」の働きをPRするため、フォトジャーナリスト10人がその作品をオークションに出品している。
写真はクリスチャン・エイドのために撮り下ろされ、直筆サインとクリスチャン・エイド創立70周年記念のマークが入っており、それぞれ500ポンド(約9万3千円)から入札がスタートする。
クリスチャン・エイドの写真編集者ジョセフ・カーボン氏は、写真が社会変革の力強い道具となると述べた。
「私たちの70年の歴史において、世界中の貧しい人々が直面している問題を浮き彫りにするために、世界で最も名声の高い写真家の方々と働くことができたことは特権です。『社会派ドキュメンタリー』写真を使うことによって、私たちが記事に取り上げようとしている人々の尊厳を守りつつ、力強いメッセージを生き生きと送ることができます」
「素晴らしい写真家たちは、ある場においてその時に語られるべき物語があるということだけでなく、さらに多くの物語が見いだされ、また想像されることをも表現することに熟練しています。混とんとして秩序のない光景を、喪失、悲嘆、幸福、またさまざまなものを映し出した写真に変える技術があります。状況と光景の中にある動きと緊張に対する鋭敏な感覚を使うことで、非常に意義深い写真を撮ることができます。世界を変えるための小さな道具です」
■ 写真家たちとその作品についての紹介動画