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インターコープ、第1回世界宣教セミナー開催 30人が一度に救われたイラン短期宣教の証しも

2015年9月30日09時37分 記者 : 内田周作
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関連タグ:インターコープ和氣敏治奥山実イラン21世紀キリスト教会
インターコープ、第1回世界宣教セミナー開催 30人が一度に救われたイラン短期宣教の証しも+
第1回世界宣教セミナーの様子=26日、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)で

未伝道種族(民族)宣教に力を入れる超教派の宣教団体「INTERCP(インターコープ)」が26日、第1回世界宣教セミナーを21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)で開催した。インターコープ宣教会本部長のチェ・パウロ宣教師、世界宣教センター所長の奥山実牧師が、約50人の参加者に向けて、世界宣教を励ますメッセージを語った。また、8月から9月にかけてイランに短期宣教に赴いていた和氣敏治氏(東京プレーヤーセンター代表・チャプレン)による報告と証しもあった。

インターコープは、1983年に韓国で設立された、ローザンヌ誓約(1974年)を基礎とした信仰告白を持って働く福音主義の宣教団体。あらゆる教団・教派、地域教会と協力しつつ、世界宣教、特に未伝道地について学んだ一般信徒が、専門的な宣教師としてそれを実行している。現在、世界の110の支部で約1000人のスタッフが働き、約40種族に1100人以上の宣教師を派遣している。

「今の時代、神学的に最も重要なのは、再臨の主を待ち望むこと」だとするチェ宣教師は、イエス・キリスト自身が、マタイによる福音書24、25章全体にわたって終末について語っていることに触れ、「ある一つのテーマについてこれほどまでに長く語られたことはない」とその重要性を指摘した。多くの教会で語られるように、再臨の主がいつ来られるかは、父なる神以外に知る者はいない。しかし、主が来られ、この世界に終末が訪れる条件は、「御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣(の)べ伝えられる」(マタイ24:14)ことであると聖書には記されている。また、聖霊が初めて弟子たちの上に臨んだとき、最初に起こったことはあらゆる国の言葉で福音を語らせることだったことから、世界宣教に向った「主の心、ビジョン」をチェ宣教師は再確認する。

インターコープ、第1回世界宣教セミナー開催 30人が一度に救われたイラン短期宣教の証しも
世界宣教こそが「主の心、ビジョン」であると語るインターコープ宣教会本部長のチェ・パウロ宣教師

世界には約2万4000種族が存在するといわれている。単一民族国家と呼ばれる日本や韓国では、どれほどの国・民族に福音が語られているのか、考える機会はそう多くはないかもしれない。チェ宣教師によると、1989年、約1万1000の未伝道種族が存在するという調査報告が出され、キリスト教界全体に衝撃が走ったという。教会全体を挙げての世界宣教の動きが進み、2010年には残り約1500種族になるまで、急激に福音が世界に広まったという。

今残されている種族の約9割はイスラム圏に住む人々で、牧師・宣教師が入ることが難しい地域ばかりだ。だからこそ、一般信徒による短期宣教が非常に重要だという。創造主、旧約聖書を知っているイスラム教徒たちは、説明が少なくとも福音を理解できる、とチェ宣教師は力強く語る。キリスト教は西洋の宗教だと思って拒否感を抱いている人々が、日本人、韓国人などアジアのクリスチャンと出会うと、根本的な価値観が崩れ、福音に対して心を開くようになるのだという。また、パレスチナ地方での実体験から、「日本政府の支援を受けている地域が多く、日本に対して好意的な人が多い。そのチャンスを日本の教会はもっと生かすべき」と励ました。

今年8月から9月にかけて、イランへ短期宣教に赴いた和氣氏は、「あらゆる国の人々を弟子としなさいという御言葉に押し出されて出て行き、聖霊の確かな導きを感じた」と証しした。ある町で、英語を話せる大学生に出会った一行は、家に招かれ、親族一同と共に食事の席に着いた。漢字を書いたり、折り紙を披露したり、文化の交流を通して心を通わせた後、インターコープが用意したメモ紙を見ながら、「福音ブレスレッド」を使って片言のペルシャ語で福音を語った。

インターコープ、第1回世界宣教セミナー開催 30人が一度に救われたイラン短期宣教の証しも
イラン短期宣教で使われたペルシヤ語のメモと「福音ブレスレッド」。救いのプロセスを分かりやすく表現した「字のない絵本」をブレスレッドにしたものだ。

すると、その場にいた足の悪い女性が、癒やしの祈りを通して歩けるようになり、居合わせた30人近くの人々が救いに導かれたという。最後には共に手を取り合って賛美を歌い、別れの際には、イエス・キリストの生涯が映像化された動画データを手渡してきたという。帰国後も、「映像を見ている。これから先どのように歩めばいいか」という連絡が入ってくるそうだ。遠い世界に思えていた使徒たちと同じ時代に自分自身が生かされていることを体験したと和氣氏。「日本においても、教会の外に出て行き、救いの喜びを持って教会に帰ることが教会を強めることになる」と話した。

自身もインドネシアのイスラム圏で宣教師として働いた経験のある奥山牧師は、使徒言行録1章8節を開いて、「世界宣教の主役は聖霊様」であると力を込めて話した。かつては、聖霊は自分の後ろにいて働いてくれているものだと思っていたという奥山牧師は、米国の伝道者ベニー・ヒンの著書『聖霊さま、おはようございます!』を読み、聖霊は前にいて自分を導き用いてくださる存在であることを知ったという。

インターコープ、第1回世界宣教セミナー開催 30人が一度に救われたイラン短期宣教の証しも
「世界宣教の主役は聖霊様」と力強く語る世界宣教センター所長の奥山実牧師

イエス・キリストの役目は、救いの道を開くことだった。その道を世界に広めるのが聖霊の役目であって、聖霊は弱い人を用いてその働きを進めていく。奥山牧師は、弱い者が聖霊に用いられるための秘訣は、全てをささげることだと話す。主人が、条件付きのしもべを使いにくいように、何ができるというのではなく、言われるままに何でもするという姿勢が大切だと語った。知力、財力があって何かをするというのではなく、何もなくてもビジョンがあるから、聖霊に導かれるままに前進していくのがクリスチャンの歩みだと、世界宣教への背中を押すメッセージを語った。

インターコープは、日本では東京、大阪、栃木に支部がある。日本からは、イスラエルとパレスチナ、トルコ、ヨルダン、チベット、イランへの短期宣教派遣実績がある。インターコープの短期宣教に加わるためには、宣教の基礎訓練プログラム「ビジョンスクール」への参加が必要。詳細・問い合わせは、インターコープ(ホームページ、メール:[email protected])まで。

関連タグ:インターコープ和氣敏治奥山実イラン21世紀キリスト教会
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