日本から世界に宣教師を派遣するアンテオケ宣教会が6月29日から7月2日まで、関西聖書学院で第10回世界宣教セミナーを開催した。最終夜の献身の招きには、同学院に通う神学生を中心に16人が宣教師として招きに応じ、9人がフルタイムでの献身を決心した。
同学院によると、今回は中国、チベット、インド、タイ、カンボジア、オーストラリア、ハワイ、米国の宣教の様子が紹介された。特に中国に関しては国内の劇的な変化について語られ、中国宣教への献身者が7人与えられた。
最終日はアズベリー神学大のキングホーン師が宣教と宣教の原動力である霊性について講演した。
世界宣教セミナーは、アンテオケ宣教会主催で毎年行なわれている。2年前までは東京を中心に関東で開催されていた。2年前に関西で開催した際、予想を上回る数の参加があったことから、関東と関西を交互に会場とすることが決められた。同学院によると、今回は140人の参加申し込みがあり、実際はセミナーに60人から90人、夜の宣教大会には160人が参加した。