【CJC=東京】選出から2年が過ぎた教皇フランシスコ(78)が13日、今後の在位期間について短期になるとの思いを抱いていることが明らかになった。メキシコのテレビ局「テレビサ」との会見で述べた、と米メディア「CNN」が報じている。
教皇はこの中で「4年か5年。あるいは2年か3年」とも語り、何年になるかは自らも「分かっていない」との心境も漏らした。「神だけが短期の教皇在位を自らに求めているとも感じている」と指摘。その上で、教皇に定年を設けることは支持しないとも述べた。
教皇フランシスコは今回の会見で、前任者がより多くの名誉教皇の誕生への道を切り開いてくれたとも述べた。教皇フランシスコは昨年8月、前教皇の行動を称賛し、自らも同様の決断をする可能性を示唆している。