【CJC=東京】教皇フランシスコは13日、「いつくしみの特別聖年」の開催を宣言した。
教皇は、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ大聖堂で共同回心式を行い、「24時間を主に」という主題で行った説教中、「いつくしみの特別聖年」の開催を宣言した。共同回心式では、みことばの祭儀に続き、参加した信者らは聴罪司祭たちにより個別にゆるしの秘跡を受けた。教皇自身も大聖堂内の告解場へ向かい、ゆるしの秘跡を受けた。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は説教で、イエスの愛を見つめるよう招きながら、神の慈しみの豊かさを強調した。
教皇は「いつくしみの特別聖年」が、今年の「無原罪の聖母」の大祝日、12月8日に幕開けし、来年の「王であるキリスト」の大祝日、11月20日に終了するとし、この特別聖年の準備を教皇庁新福音化推進評議会に託したいと述べた。