英国国教会のカンタベリー大主教やヨーク大主教らが、数千人の主教、聖職者、信者と共に、「#ChristmasMeans(クリスマスが意味するのは)」というハッシュタグを付けてツイッターに投稿するキャンペーンに参加した。
ヨーク大主教のジョン・センタム博士は、このキャンペーンにいち早く参加した一人で、2つのツイートをした。「神は私たちの間で働いているのです。神はあなた方が思っているよりも近くにいるのです。神をほめたたえましょう!」 そして、「口をつぐんでいる必要はないのです。語りましょう!『#クリスマスが意味するのは』、見いだすべき良き知らせがあるということです」
ロンドンの英国国教会の本部であるチャーチ・ハウスは、約1万2千ある小教区の信徒と聖職者に対して、スマートフォンを取り出して話題となっているトピックを見つけるよう勧めた。
「クリスマスの意味は、キリストの光を私たちの行いと、言葉の中で輝かせることです」とセンタム大主教。「道をたどってはいけません。むしろ固く立ち、他の人がたどれるような新しい道を切り開いてください。神のメッセージは、大きな喜びの一つであり、世界の希望です。神の愛を受け入れましょう」と語った。
ダラム教区は、「『#クリスマスが意味するのは』、他者の必要に敏感で、その人たちのために声を上げることです」と投稿。リッチフィールド教区は、「『#クリスマスが意味するのは』、私たちと私たちの人生を気にかけてくださる、世に下った神のことです。私たちのうちに神が入る機会を作りませんか?」とツイートした。
ウィンチェスター近くのハントン教会は、「『#クリスマスが意味するのは』今日の夕方4時半から行われる、私たちのにぎやかで派手な降誕祭のことです」と、教会で行うクリスマスの行事を愛嬌のあるツイートで告知した。
英国国教会のコミュニケーション・ディレクターであるアルン・アローラ氏は、「ハッシュタグ『#クリスマスが意味するのは』が、各教区にとって、この最初のクリスマスの良き知らせを、教会を越えて人々の生活や家庭に届けることができる機会となったことを喜ばしく思っています」と話す。
ハッシュタグ「#クリスマスが意味するのは」を用いた今回のキャンペーンは、今年初頭に行われた「#イースターが意味するのは(#EasterMeans)」キャンペーンの後継となるもの。前回は、洗足木曜日から復活祭(イースター)の日曜日までの4日間に、2900万人がこのキャンペーンを通してイースターの意味に触れた。