【CJC=東京】教皇フランシスコはバチカン(ローマ教皇庁)で9日、「光をともしましょう」と述べて、タブレット端末を手に取り、画面のボタンを押した。この瞬間、バチカンから約200キロ離れたイタリア中部のグッビオの丘の斜面に作られた「クリスマスツリー」に光がともされた。
この「クリスマスツリー」は、丘の斜面に1000個の電球で描かれたもの。縦750メートル、横450メートルの大きさ。2011年、前任教皇のベネディクト16世がスイッチを押して以来、遠隔操作による点灯が恒例になった。1991年に世界最大としてギネス・ブックに登録されている。