【CJC=東京】米国のキリスト教系「末日聖徒イエス・キリスト教会」(通称モルモン教会)は、創始者ジョセフ・スミスに30~40人の妻がいたことが分かったと明らかにした。同教会はこれまで妻が1人しかいないとしてきたが、このほど初めて「慎重に見積もってもその数は30~40人」だったと認めたもの。
スミスは神から特別な啓示を受けた預言者とされてきた。同教会によれば、スミス本人は複数の女性との結婚を望まなかったが、1834~42年に天使が3回現れて結婚を迫ったという。スミスの結婚相手はほとんどが20~40代だったが、最年長は56歳、最年少は14歳だった。