【CJC=東京】カトリック教会枢機卿協議会が1日、バチカン(ローマ教皇庁)の「聖マルタ宿舎」で開催した。公式通信VISが報じた。教皇フランシスコは協議会全てに出席する。2日には水曜日恒例の一般接見を夏季中止していることもあり、全体会議に出席した。
4日までの会期で、教皇庁の各部署、市国政庁、宗教事業協会(IOR=バチカン銀行)の再編などが討議された。
バチカン広報事務所は「決定は行われなかったが、詳細な提案がなされた」と閉会直前に発表した。
最終日には家庭、信徒などについて考察がされた模様。「聖職者省」「奉献・使徒的生活会省」に対応するものとして、「信徒省」設立案も出されたという。
次回の枢機卿協議会は9月15〜17日に開催予定。さらに12月、来年2月にも開催が予定されている。