菅原裕二・教皇庁立グレゴリアン大学教会法学部長による特別講演会「就任1年余、新教皇フランシスコでバチカンはどう変わる—日本への衝撃は」が、7月16日(水)午後2時から、上智大学・国際会議場で開催される。入場無料。
上智新聞インテル会(OB会)の主催で行なわれ、上智大学、上智大学ソフィア会が共催。
講演会の案内では、昨年3月に就任した新教皇フランシスコについて、「前教皇の突然の辞任、改革派新教皇フランシスコの誕生から間もなく1 年半。この間、硬直化していたバチカン内部の人事刷新、全世界に開かれた新枢機卿顧問団の設置から始めて、『世界の現実とともに歩く教会』を目指し、次々と改革の布石を打つ新教皇。5月下旬には激動を続ける中東訪問を敢行するなど他宗教との対話、世界各地での和平実現へも精力的な努力を続けています。今秋と来年秋には連続して全世界司教会議を『家庭』をテーマに召集、現代社会の共通の最重要課題であり、教会内部でも議論の多いこの問題に果敢に取り組もうとしています」と紹介している。
講演者となる菅原氏は、上智大学法学部出身のイエズス会司祭。ローマ滞在歴27年で、昨年からカトリックの最高学府であるグレゴリアン大学で教会法学部長を務めている。
日時:2014年7月16日(水)午後2時〜
場所:上智大学2号館17階国際会議場