第24回目となる日本伝道協議会が、今年は「会衆に届く言葉と教会形成の言葉」を主題に、長野で22〜23日に開催される。会場は日本基督教団松本教会(松本市)で、講演やシンポジウムが行われる。22日の主日礼拝では、長野県内の4つの教会で東京神学大学の教員が説教を取り次ぐ。
東京神学大学が主催して1990年から始まった日本伝道協議会は、2006年までは東京で開催されてきた。しかし、東京以外の地域での開催を求める声があったことから、08年に初めて名古屋で開催。その後、大阪(09年)、仙台(10年)、九州(12年)と、東京以外でも開催されてきた。長野での開催は、東京以外の地域では5番目の開催となる。
22日は日曜日であることから、松本東京会(松本市)、松本教会(同)、諏訪教会(諏訪市)、信州教会(長野市)の4つの教会で、それぞれ東京神学大学の芳賀力学長、大住雄一教授、小泉健准教授、須田拓常勤講師が説教を取り次ぐ。
その後、22日午後は松本教会を会場に、東京神学大学長野地区後援会主催の講演会と総会が行われる。長野県町教会の小出望牧師が開会礼拝で説教をし、芳賀学長が「祝福を受け継ぐ者たち」と題して講演する。
23日は、「会衆に届く言葉と教会形成の言葉」を主題とした協議会として、小泉准教授による主題講演、鷹澤匠牧師(信州教会)、本城仰太牧師(松本東京会)、大住教授、須田常勤講師の4人を発題者としたシンポジウムが行われる。シンポジウムの司会は小出牧師。
22日の講演会は牧師・信徒向け、23日の協議会は長野県・近県の牧師向け。いずれも参加無料。ただし、23日の協議会は弁当代(500円)を20日までに支払う必要がある。申し込みは、本城牧師(電話:0263・36・4955)まで。
日本伝道協議会は08年以降、東京以外の地域で開催されることが多かったが、11年と13年は東京で全国大会として開催されており、11年は「日本伝道の展望—日本基督教団の新しい出発」、13年は「現代社会に伝道する牧師」を主題に開催された。