【CJC=東京】スペイン・カタルーニャ地方で豊穣と繁栄を祈るため、毎年クリスマスに飾るための排便人形「カガネル」が11月15日、同地方のヘローナに近いトレリャ・デ・モングリ・エスタルティで公開された。
AFP通信によると、今年は教皇フランシスコも「犠牲」になり、式服を腰までまくり上げてお尻を出した人形がお披露目された。
このほか今年の顔ぶれには、先代教皇ベネディクト16世や南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離政策)活動の象徴、ネルソン・マンデラ元大統領なども。
カタルーニャでは18世紀から、有名人が排泄する姿を模した陶器製の小さな像である「カガネル」を自宅に隠し、招待客に探させる風習がある。