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「ディア・エヴァン・ハンセン」に見る現代人の心の傷 それを癒やすものとは・・・
SNSの功罪をここまで見事に人間の心情の揺れ動きとリンクさせた作品は今まで観たことがない。しかしこの作品の肝は、主人公の事の顛末ではない。その過程を丹念に描くことで、観客の中に存在している「エヴァン・ハンセン」を見いださせることにある。
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これぞゴスペル映画、これこそ理想のクリスチャン映画! アレサ・フランクリン伝記映画「リスペクト」
自称「シネマ牧師」として映画を観続けてきたが、ここ数カ月はベスト級の作品と巡り合う確率が異様に高い。11月5日公開予定の「リスペクト」は、今年ベストのみならず、生涯ベストクラスの衝撃と感動が全身に走り渡った作品であった。
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映画「空白」は今年のベスト暫定1位だ! 振り回しながらも最後は見事な着地を決めるヒューマンサスペンス
圧巻。この一言に尽きる。東京国際映画祭で特集上映が組まれることからも分かるように、これからの日本映画を間違いなくけん引していく監督の一人、吉田恵輔監督の最新作。物語は、女子中学生が万引きをとがめられ、店の奥に連れ込まれるところから始まる。
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「一匹の羊に目を留めるべきことを訴える秋の良作」紹介(2)「護られなかった者たちへ」
前回は、「赤い原罪」という韓国映画を取り上げた。モノクロの102分という、どちらかといえばあまり一般受けしない映画であった。今回取り上げるのは、日本の名優たちが共演する社会派エンタメドラマ「護(まも)られなかった者たちへ」である。
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「一匹の羊に目を留めるべきことを訴える秋の良作」紹介(1)「赤い原罪」
理想と現実の歪みがコロナ禍でさらに顕在化されつつある現在、この問題を私たちに鋭く突き付けてくる映画2作品が相次いで10月に公開される。今回はこの両作品を「一匹の羊に目を留めるべきことを訴える秋の良作」と題して、2回に分けて紹介してみたい。
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「MINAMATA―ミナマタ―」 人間の尊厳を静かに物語る秀作
写真は「動かぬ」証拠として古今東西を問わず、あらゆる場面で用いられている。人がいくら言葉巧みに論を展開し、策を弄したとしても、「百聞は一見に如かず」のことわざのように、一枚の写真は「動かない」が、人の心を、そして現実を「突き動かし」てきた。
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ムロツヨシが現代のヨセフに? 「マイ・ダディ」が単なる人情ドラマに収まらない理由
ムロツヨシ主演、しかも演じるのは牧師、そして「父娘モノ」ときたら観ないわけにはいかない。本作「マイ・ダディ」は、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」で2016年に準グランプリを受賞した金井純一監督の最新作でもある。
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ゴスペルドキュメンタリー映画「歌と羊と羊飼い」 横濱ゴスペル祭でプレミア上映
10月に劇場公開されるゴスペルドキュメンタリー映画「歌と羊と羊飼い」が8月29日、日本最大級のゴスペルイベント「横濱ゴスペル祭2021」でプレミア上映された。上映後のトークイベントには、日本ゴスペル界のレジェンド・淡野保昌らが登壇した。
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巨匠・山田洋次監督が描く「キネマの神様」は令和日本版「放蕩息子の物語」だ!
松竹映画100周年という記念の年に公開されるはずだった一作が、コロナ禍の影響を受け、今夏公開された。タイトルは「キネマの神様」。原田マハの小説を原作としながらも、山田洋次監督が自らの助監督時代の体験を織り交ぜて作り上げた渾身の一作である。
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「竜とそばかすの姫」が浮き彫りにする教会生活のリアルと歌の底力(ネタバレあり)
前作「未来のミライ」から3年。オリンピックより少し早い周期で世に送り出される細田守監督の最新作。本作「竜とそばかすの姫」は、第74回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プルミエール部門で選出され、14分以上にわたるスタンディングオベーションを受けた。
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今夏、とてつもない「お宝映画」が公開される! 「サマー・オブ・ソウル」は現代米国を映す鏡だ!
過去の貴重な音楽映像が復刻され、劇場でその臨場感を味わえるようになりつつある中、この夏、「お宝映画」が再び日本にやってくる。タイトルは「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」。
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「神は死んだのか」シリーズ第4弾、今秋米で公開 「言論の自由と信教の自由」テーマに
米人気キリスト教映画シリーズ「神は死んだのか」(原題:God's Not Dead)の第4弾「We the People」が今秋、米国の劇場で公開される。今回のテーマは「言論の自由と信教の自由」。
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大御所クリスチャン歌手が多数出演 映画「ジーザス・ミュージック」 米国で10月公開
マイケル・W・スミスやエイミー・グラントら、クリスチャン歌手の大御所が多数出演する映画「ジーザス・ミュージック(The Jesus Music)」(原題)が10月、米国で公開される。
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カンヌ映画祭エキュメニカル審査員賞に濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」
フランスで開催された第74回カンヌ国際映画祭で、濱口竜介監督(42)の「ドライブ・マイ・カー」が、独立賞のエキュメニカル審査員賞を受賞した。エキュメニカル審査員賞は、カンヌ国際映画祭を含めた複数の国際映画祭でキリスト教関係者が贈る賞。
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「ゴジラvsコング」は現代の『白鯨』か? 怪獣映画をキリスト教的に読み解く!
「何でキリスト教メディアが怪獣映画のレビューを掲載するの?」と、疑問やお叱りの声を受けそうだが、ちょっと待ってもらいたい。日本の「怪獣」は今や世界の「KAIJU」として、グローバルスタンダードになっていることをご存じだろうか。
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映画「漁港の肉子ちゃん」で賛否両論 「みんな望まれて生まれてきた」のか?
緊急事態宣言下の6月11日、一本のアニメ映画が全国で公開された。映画館が時間短縮ながらオープンしたことで、私も本作を鑑賞することができた。直木賞作家、西加奈子の同名小説を原作とし、渡辺歩監督の下、STUDIO4℃がアニメ化したものである。
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神を呪う父娘と修道女の出会い 牧師の資格持つ監督が描く「赤い原罪」
韓国の宗教映画「赤い原罪」(原題:ORIGINAL SIN)が、10月から公開される。監督は10年間神学を学び、実際に牧師の資格を持ち、教会での実務経験もあるという文信久(ムン・シング)氏。神を呪う貧しい父娘の姿を修道女の目を通して描く。
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認知症の苦悩を浮き彫りにする人間ドラマ 映画「ファーザー」と聖書の御言葉が訴え掛けるもの
第93回アカデミー賞では、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスが83歳という史上最高齢で主演男優賞を受賞した。そんな彼の演技がさえわたる人間ドラマ、それが「ファーザー」である。
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ゴスペル音楽ドキュメンタリー映画「歌と羊と羊飼い」 10月公開
ゴスペル音楽ドキュメンタリー映画「歌と羊と羊飼い」が、10月から東京のユーロスペースなどで劇場公開される。洗礼シーンのほか、昨年8月に急逝したゴスペルシンガー・松谷麗王の貴重なインタビュー映像も収録されている。
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若き日の遠藤周作も見た仏映画「田舎司祭の日記」 制作から70年経て劇場公開へ
ロベール・ブレッソン監督が、聖と俗の間で葛藤する若き司祭の姿を静かで穏やかな視線で捉え、独自のスタイルを決定付けた作品「田舎司祭の日記」が、制作から70年を経て劇場公開される。
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