17日英アンドリュー・ミッチェル国際開発相が、過去60年間で最悪のききんに瀕しているソマリア首都モガディシオの難民キャンプを視察し、「40万人の子どもが餓死する危機に瀕している」と発表、国際社会に早急な支援を呼びかけた。一方で世界食糧計画(WFP)によると、ソマリアでは武装勢力による食糧供給の妨害や、食糧供給を受けた難民を襲撃し、物資を奪うなどの悲劇も生じており、現地の状況改善は難航しているという。
18日、世界教会協議会(WCC)総幹事のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト博士は、「ききんに襲われているソマリアへの食糧供給が妨害、阻害されることによって、現地でより多くの人々が餓死することになります。このような人道支援を妨げる行動は非人道的であり、強く非難されなければなりません。最近の報告書では、今何の対策も取らなければ40万人もの子どもたちが餓死する危機にあることが示されました。あらゆる年代の人々が刻一刻と餓死しています。各国政府は現地へ食糧、水その他救援物資を配給するのを妨げる政治的状況を解決するための実行可能な解決法を見つけなければなりません。ききんは人類の悲劇であり、一国の政治的状況に関わらず緊急に解決されるべき問題です。アフリカ諸教会およびキリスト教に関わる緊急支援機関含む国際共同体は、迅速に必要とする人たちの手に行き渡る支援を行動に移さなければなりません。無実の人々の命が危機に瀕しているのです」と呼びかけた。
トゥヴェイト博士は、WCC諸教会・教会員がソマリアの提携機関、特に世界111教会と同盟関係を構築し、人道支援、途上国開発支援を行っているアクト・アライアンスを支援していくように呼びかけ、「世界教会協議会は諸教会、人道支援ミニストリーおよび寛大な個々人の皆さまがアクト・アライアンスおよびその加盟機関の働きを経済的に支援されるように呼びかけます。この緊急の時に、私たちは『アフリカの角』に住むすべての人々を覚え、祈り続けていかなければなりません」と述べた。
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