Skip to main content
2025年9月17日12時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

聖書的価値観に根差した生き方の提言が必要

2011年7月28日23時16分
  • ツイート
印刷
ソマリア首都モガディシュで食糧配給を待つ人々の様子。2011年7月20日(写真提供=国際連合)+
 アフリカ大陸で過去60年間で最悪の干ばつが生じ、1,100万人もの人々が深刻な飢餓に直面、50万人もの子どもたちが餓死する危機に直面している。米国、欧州連合、日本をはじめ、世界各国が東アフリカ支援に乗り出している。

 東日本大震災を受け、世界各国から支援を受けてきた日本でも、アフリカのききんの深刻さについて「こんなことが同じ世界で起きているなんて信じられない」「今最も世界中のみんなが目を向けなければならないニュースだと思う」「こういうニュースを見ると申し訳なくなる」との声がツイッター上で聞かれている。

 飢餓のない「美しい世界」を実現することを目的として国内外の支援・協力活動を行っているキリスト教国際協力団体の国際飢餓対策機構は、世界の食糧事情についてホームページで詳しく説明している。説明によると、世界では穀物だけでも世界中の人が生きていくのに必要な量の倍近くが生産されており、他の食べ物を合わせると有り余るほど存在しているという。しかしそのうち世界人口のわずか18パーセントでしかない工業先進国が全世界穀物の39パーセントを消費しているため、残りの発展途上国の人々への食糧が不足状態に陥らざるを得ない状態となっているという。気候変動など環境問題の深刻化に伴い、ますますききんや災害の深刻化が懸念される現状において、全世界的な食糧システムを一新する取り組みが期待される他、私達個々人の意識の変革も必要に迫られている。まずキリスト者である私達ひとりひとりが問題意識を深く持ち、行動を起こしていくことも大切であるといえる。 

 国際飢餓対策機構啓発総主事の田村治郎氏は、「キリスト者個人として『自分が神の御国の建設のためにここに遣わされている』という自覚をもって、世界の情勢にさらに関心を寄せること」が大切であると指摘した。世界中では多くの飢餓や貧困で命を落とし、また搾取などで虐げられている人々が存在している。田村氏は、「このような人たちに対し、生まれた国や状況が違うことを理由に単に『可哀そう』とか『仕方がない』という認識を持つのではなく、『私たちと同じ創造主のかたちに似せて作られた神の作品であることを確認すること』が大切です」と述べた。

 工業先進国が全世界穀物の4割を消費している現状において、私達ひとりひとりの意識改革が世界食糧問題解決の大切な役割を成しているといえる。私達の日々の生活スタイルについて田村氏は、「善隣共生の生き方、満ち足りて生きることが大切」であるとし、「無駄をなくすことや、物事の有効活用など、工夫してシンプルライフを実践していくこと、『受けるよりも与えるほうが幸いである』(使徒20・35)という言葉を実践していくようにしていく」ことの必要性を強調した。また教会としても「たとえば、今回の東日本大震災においても、被災地への救援のPRだけでなく、緊急事態への備えや今後予測される緊急事態(災害等)が予測される時代に、いかに生きるかのメッセージを発信していくなど、地域社会への聖書的価値観に根差した生き方を提言していくことが大切だと思います」と述べた。

 宣教については「霊的な必要に傾きがちな宣教のあり方に、もう一度霊的、肉体的、精神的、社会的な人の全必要に教会が応えてゆくことを確認出来たら、世界の食料問題や飢餓や貧困の問題に積極的に教会が関われます。その意識があれば(飢餓や貧困の問題の)根本原因が人の罪であることが分かり、罪の解決は主イエス・キリスト以外にないこと、つまり教会の責任であることがわかるようになってきます」と述べた。
 
 その上で、このような問題認識を踏まえて神の国の正義に生きることができる「人財」育成が急務であるとし、「改革のためのシステムを改善しても、それに関わる人が堕落していては効果はありません。教会は、国内外に神の国の正義に生きる『人財(リーダー)』を送り出すというビジョンが必要ではないでしょうか。そのために、教会学校(CS)からクリスチャンを育成してゆくビジョンとプログラム、カリキュラムを設けることが必要です」と述べた。

 国際飢餓対策機構では、飢餓の実態について子どもにもわかりやすく説明する書籍やビデオ、DVDなどを販売している。また同ホームページ「ハンガーゼロアフリカ」でも飢餓の実態が分かりやすく説明されている。

  • ツイート

関連記事

  • 東アフリカ、過去60年間で最悪のききんに直面

  • 人の魂が救われるほど喜ばしいものはない

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.