【CJC=東京】『改革派教会世界共同体』(WCRC)は発足したばかりだが、本部をこれまでならスイスのジュネーブに置くところを、余りの物価高から見直すべきだ、との声が出ている。
米改革派教会(RCA)のウエスレー・グランバーグ=マイケルソン総幹事も6月24日の会議で、「経済的な特権」を享受している都市に本部を置きながら、全世界の正義について改革派が語ることの不自然さを指摘した。本部を南半球に移転すれば、それは今では急成長している「南」の教会との連帯を示すことにもなる、と言う。
ジェリー・ピレイ初代会長も、24日の選出後、記者団に無駄な支出は削減する必要がある、と語った。