米プロテスタントで最大教派の南部バプテスト連盟(本部:米テネシー州)は15日、新理事長にブライアント・ライト牧師(ジョンソン・フェリー・バプテスト教会=ジョージア州アトランタ)を選出した。理事長選の決選投票でテッド・トレーラー牧師(オリーブ・バプテスト教会=フロリダ州ペンサコラ)を下しての勝利。
選出されたライト氏は宣教に非常に力を入れている牧師として知られている。現在、ジョージア州などの7つ教会を支援しており、加えて他の教会と協力して別の5つの教会の支援も行っている。フェリー・バプテスト教会からは昨年、約7600人いる信徒の内、約1500人が27カ国に宣教旅行へ出ており、米国内ばかりではなく海外への宣教にも力を入れている。
新理事長への選出が決まった後、ライト氏は同連盟の牧師や教会が少なくとも1度は宣教旅行へ行き、福音を分かち合いつつ、他文化とはどういうものかを経験して欲しいと語った。
ライト氏は今後、2期に渡って理事長を務めたジョニー・ハント牧師(ウッドストック第一バプテスト教会=ジョージア州ウッドストック)の後任として、1660万人以上の信徒、4万4000教会を抱える米最大の教団を導く。