上智大学は、オランダのアムステルダム自由大学と学術交流協定を締結した。協定は両大学の教育・研究の発展を目的とし、国際的な学術交流を促進する内容。
1月13日にアムステルダム自由大学のキャンパスで署名式を行い、上智大学の曄道(てるみち)佳明学長とアムステルダム自由大学のイェルン・フルツ学長らが出席した。
アムステルダム自由大学からは、日本との連携を検討するタスクフォースの教職員メンバーも出席し、今後の連携の可能性やプロジェクト案について意見を交換。大学院生向けの交流プログラムや、上智大学が積極的に取り組んでいる「国際協働オンライン学習」(COIL)による連携など、具体的なアイデアも出た。
アムステルダム自由大学は、オランダ改革派教会の神学者で、後にオランダの首相も務めるアブラハム・カイパー(1837~1920)らが1880年に創立した総合大学。ホームページによると、在学生は2023年時点で、学部生が約2万人、大学院生が約1万2千人。