欧州を拠点に宣教活動を展開するアウェイクニング・ヨーロッパが主催する伝道集会「アウェイクニング・オーストラリア」が、9月26日から29日にかけて、オーストラリア東部の都市ブリスベンで開かれた。連日7千人余りが参加し、4日間を通して千人以上がイエス・キリストを受け入れ救われた。
会場になったのは、歴史ある屋外多目的施設「ブリスベン・ショーグランド」。1959年には世界的伝道者の故ビリー・グラハム氏が伝道集会を開き、多くの人が救いに導かれた場所だ。
アウェイクニング・ヨーロッパは主に欧州各国の大型会場で伝道集会を開催しており、オーストラリアでの開催は2018年にメルボルンで行って以来、6年ぶり。教団・教派を超え、イエス・キリストの福音と大宣教命令という共通の土台に立ち、一致して魂の救いを求めることを目指しており、集会ではさまざまなキリスト教指導者やスピーカーがメッセージを伝えた。
集会は毎回、午前は信者らを励まし備えるメッセージが伝えられ、午後は60以上に区分けされた伝道区域にそれぞれが赴き、福音を伝え、夜の未信者向けのセッションに人々を招く形で行われた。また、開催の数日前から、繁華街を中心に大規模な路傍伝道を行い、集会への参加を呼びかけた。
集会では、アウェイクニング・ヨーロッパの創設者であるベン・フィッツジェラルド牧師をはじめ、各地で活躍する伝道者たちがメッセージを伝えた。また、東京五輪とパリ五輪で銀メダルを獲得した走り高跳びのオーストラリア代表であるニコラ・オリスラガーズ選手や、ラグビーの元オーストラリア代表で、現在は日本のラグビーチーム「浦安D-Rocks」で活躍するイズラエル・フォラウ選手も、スピーカーとして登壇した。
アウェイクニング・ヨーロッパから派遣された森下将光・エスター牧師夫妻が、2019年から東京を拠点に活動を始めたアウェイクニング・アジアからも、神学生を含め13人が参加。ブリスベンで大胆に福音を伝え、救いや癒やしの御業を目の当たりにした。
アウェイクニング・アジアは、2026年に日本でスタジアムを会場にした伝道集会を開催する計画を立てている。11月27日には、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)で、牧師や教会スタッフ、ミニストリーリーダー向けに、開催のビジョンを分かち合う集会を開く予定だ。集会には、フィッツジェラルド牧師が来日して参加するほか、森下牧師夫妻がスピーカーとして立ち、日本の魂の大収穫に向けてビジョンを語る。集会は午後4時から午後8時までで、入場無料・食事付き。申し込みは、専用フォームから。