あなたはなまぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしの口からあなたを吐き出そう。・・・あなたに忠告する。豊かな者となるために、火で精練された金をわたしから買いなさい。また、あなたの裸の恥を現さないために着る白い衣を買いなさい。また、目が見えるようになるため、目に塗る目薬を買いなさい。わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。・・・だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。(黙示録3:16~20)
5月9日は松山福音センターの創立牧師である万代恒雄師の召天日で、1994年の召天から今年で30周年を迎え、記念会を行いました。恒雄師の信仰は、福音センターの信仰の土台です。彼の献身者としての生涯を貫いた御言葉は、ヨハネの黙示録2章10節「死に至るまで忠実であれ」でした。主から与えられるだけでなく、最期の瞬間まで主に命を差し出すほどの覚悟と忠実さを持つ信仰に倣いたいと思います。
私たちの中途半端な信仰を叱咤(しった)激励し、イエス様によって勝利者とならせていただこうではありませんか。そもそも福音とは神からの良い知らせです。イエスを信じ受け入れるなら、負け犬でも勝利者に変えられる、すさまじい力を持つ神からの福音です。
今日の聖書箇所は、なまぬるい現代の教会や私たちの心の状態が語られているともいわれます。私たちの信仰が、常に熱く、主に受け入れられるものとなるための4つのことを押さえておきましょう。
1. 主なる神様からの助け、救いを頂こう!
自分の力だけでうまくやっていけると思うことは傲慢(ごうまん)です。神様の目から見ると、私たちは不純物でいっぱいです。ここに、不完全で弱く、いい加減な私たちが変えられるために、精錬された金、白い衣、目薬を買いなさいと比喩的に表現された、イエスの救いを手に入れなさいと勧められています。
私にこそ、イエスの救いが必要なのです。パウロと同じように正しい自己認識を持ち、神の救いを求めましょう。
2. 自分の足りなさ、至らなさを悔い改めよう!
人を叱ることがハラスメントとして捉えられてしまう時代、成長のない、いい加減で罪深く、足りない状態のまま、開き直って生きてしまうことに恐ろしさを感じます。しかし、主は私たちの成長のために叱ってくださいます。悔い改めることができるのは、クリスチャンの最大の恵みです。
私たちクリスチャンは、神様の前に自らの足りなさや至らなさを認めて、罪を悔い改める者となりましょう。
3. 心の戸の外におられる主を知ろう!
私たちの心の戸のすぐ外におられ、その戸をたたき続けておられるイエス様の存在を知りましょう。主は常に私たちのそばにおられ、イエス様の方から私たちに近づいて来てくださり、私たちの罪を身代わりに背負い、十字架にかかられて死んでくださったのです。
そのように私たちに向き合うイエス様が、そばにおられることを素直に認めましょう。
4. 主を心の中に受け入れ、新しくされよう!
主キリストを心の中に受け入れて新しくされ、喜びに満たされる者、救われる者になりましょう。私たちこそイエス様の力によって変えられたいのです。自分の思いや理屈、頑張りではなく、イエス様が共におられるから、どんなに弱い私であっても大丈夫です。
イエス様によって守られ、導かれていることを感謝し、新しくされていきましょう。
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