日本同盟基督教団は6日、能登半島地震の緊急支援募金を開始した。期間や目標額は定めず、同教団の広域災害対策ガイドラインに基づき、募金を通じて、被災地の「ともに立て直す」働きに協力する。
募金の呼びかけ文によると、同教団では北陸飛騨宣教区と新潟山形宣教区の教会で、これまでのところ人的被害は報告されていないものの、建物などへの被害が多数報告されているという。
一方、キリスト教界による被災地支援の状況については、「すでに被災地域の教会を中心とした支援物資の配布などの動きが始まっていますが、石川県の諸教会を中心に災害支援活動の拠点と枠組みがつくられようとしています」と報告。「被災地のために祈りつつ、ご協力をよろしくお願いいたします」と募金への協力を求めている。
寄付は、郵便振替(00120・5・142886、日本同盟基督教団事務所、通信欄に「能登半島地震緊急支援募金」と明記)で受け付ける。支援終了後、残金がある場合は災害救援活動積立金として積み立てるという。
能登半島地震を巡っては、所属教会に被害が出ている日本基督教団やカトリック教会も、教団や教区単位で募金を始めている。