キリストにあって、あなたがたは人の手によらない割礼を受けました。肉のからだを脱ぎ捨て、キリストの割礼を受けたのです。あなたがたは、バプテスマによってキリストとともに葬られ、また、キリストを死者の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、キリストとともによみがえらされたのです。・・・神は、そのようなあなたがたを、キリストとともに生かしてくださいました。それは、私たちのすべての罪を赦(ゆる)し、・・・私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけにされました。(コロサイ2:11~14)
2月は逃げるといわれますが、逃げる2月ではなく、神様から与えられた一日一日を感謝と賛美と喜びをもって、自分らしく丁寧に生きていきたいと思います。
生活が豊かになり長生きできる時代になっても、どれだけ幸せで充実して恵まれたいのちであるかは、私たちの毎日の生き方や心の有り様で変わってきます。そこに信仰の価値があります。
神様を信じる恵みがないと、ただ人生が長いだけでは、むしろ悩みや苦しみが延長されるだけになりかねません。今年のテーマである「自分らしさへの原点回帰、主からのビジョンを取り戻す」という人生の目標を追求し実現して、前向きに、あるべき姿に立ち戻りましょう。
さあ、コロナ禍の過去3年間とは全く違う歩みを始めようではありませんか。イエス様からいのちを与えられた本来のクリスチャンらしく生き生きとなすべき仕事をなし、神の家族として愛を持って交わり、奉仕や与えられた使命を一生懸命果たしてまいりましょう。
今日の聖書の箇所には、クリスチャンとしての信仰の覚悟を定めて、力強く歩んでいける一番の根拠が書かれています。
1. 神による救いを頂いている
11節に、私たちが頂く救いは、人の手によるものではないとはっきり書かれています。救いは神のご計画により成就したのです。
弱さやいい加減さを持つ私たちは、自分でも罪深いと分かっていても、私たち自身の努力や頑張りではそこから抜け出すことはできません。人間の力では絶対無理なのです。
私たちの罪を取り除くことができるのは、私たちにいのちを与えてくださった神様だけです。そのことを覚えて感謝しましょう。
2. よみがえらせていただく新しいいのち
救いとは、私たちが一度死んでよみがえらせていただく新しいいのちのことです。
罪深い私たちは、キリストと共に十字架で死に、神のいのちとキリストの愛に満たされた者としてよみがえらせていただきました。クリスチャンの家庭に育ったか、キリスト教の文化の中で育ったかに関係なく、イエス様によって、新しいいのちを与えられることを感謝しましょう。
3. 全ての呪いや束縛から解放する救い
人生を長く生きていると、生まれや家族のこと、過去の人間関係、経済的問題などにがんじがらめに縛られていることがあります。
そんな私たちに、神の愛により、イエス・キリストの死とよみがえりによって与えられる新しいいのちは、私たちを苦しめるさまざまな呪いや束縛から私たちを解放して自由にし、神の子どもとして新しい人生を与えてくださいます。
今日そのことを確認しましょう。生まれ変わって本来のあるべき姿、神様が望んでおられる生き生きとした100パーセントの人生を力強く生きようではありませんか。
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