災害支援などに取り組むキリスト教系NGO「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」(OBJ)が、ウクライナからの避難民や困難を抱えるひとり親世帯、単身高齢者など500人にクリスマスギフトを届けたいと、1口千円からの寄付を募っている。
オペレーション・ブレッシングは米バージニア州に本部を置く国際NGOで、世界39カ国で活動している。日本では東日本大震災の発生直後から東北で活動を開始。各地の教会と連携しながら、これまでに33都道府県で被災者の心に寄り添う支援活動を展開してきた。ロシアによるウクライナ侵攻後は、ウクライナ避難民に対する支援活動も行ってきた。
ギフトには、お米と世帯に応じた生活用品などを用意。OBJのスタッフや見守りも兼ねた各地の教会関係者をはじめとしたパートナーが一軒一軒を訪問して手渡しする。昨年は8都道府県で300人にギフトを届けることができ、地域のつながりを活性化する動きにもつながったという。
キャンペーンを企画したOBJスタッフは、「クリスマスは誰もがわくわくする気持ちに満たされる季節ですが、家族や地域のつながりがない人々にとっては孤独感が深まる季節です。クリスマスを単なるお祝い事として終わらせず、祖国を離れざるを得ないウクライナの人々や身の回りで苦しんでいる人に目を向け、アクションを起こすきっかけにしてほしい」と呼びかけている。
アマゾンを通じた支援物資の寄贈も受け付けている。寄付の受付期間は12月25日まで。プレゼントは12月1日から25日にかけて配布する。寄付の申し込みや問い合わせは、キャンペーン特設ページへ。