マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった。家は香油のかおりでいっぱいになった。(ヨハネ12:3)
イエスは過越の祭りの6日前に、ベタニヤに来られました。十字架刑に処せられる直前の出来事です。祭司長やパリサイ人に命を狙われている危険な状況でした。弟子たちはイエスに付き添うことで、死の危険を共有していました。
マリアは、年収に匹敵する嫁入り道具の香油をイエスの足に塗り、神の栄光の表れである髪の毛で足を拭いました。マリアの行為は、とび抜けて霊的感謝にあふれたものでした。聖書そのものが、マリアの信仰を高く評価しています。
その後、イエスはエルサレムに来られて十字架刑で殺され、人の罪の贖(あがな)いが実現したのです。
信じる者の信仰と行いを、神は見ておられます。
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