わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。(ヨハネ6:51)
「命のパン」。イエスが5つのパンと2匹の魚で5千人を食べさせたとき、群衆や弟子たちは、神から地上の恵みをもらったことだけを喜びましたが、ここでイエスが語っているのは、地上の食物ではなく、永遠の命に至る食物です。
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった」(ヨハネ1:1)
御言葉は、イエス・キリストご自身です。霊的な食べ物である御言葉を頂くことにより、私たちは永遠の命を頂けると神が約束してくださっています。
①創造主が、信じる者に与えようとしているのは永遠の命。
②イエスにより、永遠に至る命のパンが与えられる。
③イエスこそが救い主である神と信じ、救いを得ることこそが神の奇跡の御業です。そして、命のパンとは、イエスが与える神の御言葉であり、イエスが教える聖書の言葉のことです。
永遠の命に至る救いの本質は、キリストの御言葉を信じて受け入れ、罪を悔い改め、イエスをキリストと告白することです。永遠の命を得て、世の終わりの審判の時によみがえり、天の御国に入れられます。
天から下ってこられたイエス・キリストの御言葉のパンを食べることで、神からの永遠の命を頂ける。それは恵みによる、霊的なことです。
「神はモーセに仰せられた。『わたしは、「わたしはある」という者である。』また仰せられた。『あなたはイスラエル人にこう告げなければならない。「わたしはあるという方が、私をあなたがたのところに遣わされた」と』」(出エジプト3:14)
「ある」という方である神は、全能者で創造主、そして愛なる方。それが神であるイエス・キリストです。
そのイエスは、神の存在のしるしや神の力のしるし、神の愛のしるしを私たちに現されました。御言葉により、イエスをキリストと告白して、永遠の命を得る。神からの約束の希望です。
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