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米ダラス神学校、アラビア語によるカリキュラムを開始

2026年1月10日12時05分
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関連タグ:ダラス神学校米国
ダラス神学校+
米テキサス州ダラスのほか、米国内の複数の都市にキャンパスを置くダラス神学校(写真:同校)

100年以上の歴史がある米国を代表する神学校の一つ、ダラス神学校(テキサス州)は昨年12月、新学期からアラビア語によるカリキュラムを開始したと発表した。対象は「キリスト教学大学院修了証」(GCCS)と「聖書学・神学修士号」(MBTS)の取得を目指す学生たち。

アラビア語で授業を受け始めたのは、米国と中東それぞれに居住する学生10人。アラビア語の教材を用い、事前収録されたオンラインの授業を視聴することで受講している。同校の広報担当者によると、最初の科目は三位一体論を中心とした聖書学に関するものだという。

アラビア語のカリキュラムを主導するのは、同校のアラビア語担当ディレクターで准教授(旧約聖書学)のミラド・ダガー氏。同校の指導部は2年間にわたり、アラビア語のカリキュラムについて協議を重ね、マーク・ベイリー前学長やマーク・ヤーブロー現学長らが中心となって具体的なカリキュラムを策定した。

ダガー氏は2024年1月から、リモートで非常勤のアドバイザーとして関わり始め、同年6月に米国に移住し、本格的な受け入れ準備を進めてきた。中東のレバノンで長年、牧会と神学教育に携わってきたダガー氏は、米キリスト教メディア「クリスチャンポスト」(英語)に対し、次のように述べた。

「アラビア語圏で奉仕に召された多くの人々にとって、自国語で提供される聖書教育を受ける機会は不可欠です。私の夢は、世界中のアラビア語圏の学生たちにより良い教育を提供するため、多くの神学校が協力し合う姿を見ることです」

アラビア語は、話者が約4億2千万人とされ、世界で5番目に多く使われている言語だ。中東は一般にイスラム教圏だが、レバノンやエジプトなど一部地域では今も多くのキリスト教徒が暮らしている。

ダガー氏は、キリスト教メディア「クリスチャン・デイリー・インターナショナル」(英語)に対し、アラビア語のカリキュラムが、中東地域の個人や宣教活動に広範な影響を与えることを期待していると語った。

「ダラス神学校で学ぶ機会に恵まれた私たちは、ダラス神学校での教育と神学的形成が奉仕の支えとなることを、身をもって知っています。今、待ち望んでいた機会を得て、世界中のアラビア語圏の学生たちに(他言語と)同じ教育を提供できることに、心から感謝しています」

「ダラス神学校のアラビア語プログラムはまだ初期段階ですが、牧師や指導者たちは、自ら訓練した多くの弟子たちに、このプログラムを活用するよう勧めています。ダラス神学校の神の御言葉への揺るぎない献身と、中東の志を同じくする他校との連携は、今後何世代にもわたり、アラビア語圏の教会指導者たちの聖書的・神学的形成に影響を与えることでしょう」

近年、米国の多くの神学校が、イスラム教の研究やアラビア語を取り入れたカリキュラムを開始している。南部バプテスト神学校(ケンタッキー州)では、イスラム学の修士号を取得することができ、ウェストミンスター神学校(ペンシルベニア州)では、アラビア語で神学修士号を取得することができる。

フラー神学校(カリフォルニア州)やゴードン・コンウェル神学校(マサチューセッツ州)では、主要な学位プログラムは英語で提供されているものの、アラビア語の選択科目や宣教のための修了証プログラムも提供されている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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