王政改革にまで切り込んだ反政府デモに揺れるタイだが、1435人の集団受洗の喜びの報告が届いた。
これは「イエス・キリストにある自由教会連盟」(FJCCA)に連なる家の教会の合同洗礼式でなされた。昨年の合同受洗者は520人だったのに対して、今年は世界的なパンデミックに見舞われたにもかかわらず、3倍近い受洗者増加となったことになる。
FJCCAは、福音を広めるために「口コミ、家の集まり、対面での証し」に焦点を当てたという。合同洗礼式には、タイ国内の5州、200の村からの受洗者が、FJCCAの本部があるタイ西部のチョンデーンに集まった。
これは、タイが強い仏教国であるのみならず、コロナ禍にあっても大きな成果を上げることができるという素晴らしいモデルだ。
この地の伝道が、さらに進むように祈っていただきたい。
■ タイの宗教人口
仏教 85・3%
カトリック 0・5%
プロテスタント 0・6%
イスラム 7・9%