「アジア人によるアジア宣教」をテーマに掲げ、アジアで急成長を遂げる教会のリーダーたちが集う「アジアリーダーズサミット」が18日、新宿文化センター大ホールで開かれた。夜の聖会には約千人が集まる中、サミットを主宰する韓国ヨイド純福音教会の李永勲(イ・ヨンフン)担任牧師が「ただ信仰によって」と題して講演。「神は信仰の人と共に働かれる」と語り、信仰を持って大きな夢を抱き、祈り続けることの重要性を強調した。
サミットは2013年からアジア各地で毎年開催されており、今年はアジア13カ国の教会から60人のリーダーが集まった。日本での開催は今回が初めて。午前と午後に合わせて4つのセミナーが行われたほか、台湾で急成長するニューライフチャーチ(アブラハム・クー牧師)のスタッフたちが、次世代のリーダー育成に向けた同教会の取り組みについて発表した。
インドで急成長するカルバリーテンプルのサティシュ・クマ牧師は午前のセミナーで、「(リーダーにとって)危機の時にどのように対応するかが重要」と語り、アブラハムやモーセの失敗に触れながら、危機の時こそ神の前に静まり、神の御心を求めることが必要だと説いた。また、カインやヨナ、ダビデを例に挙げ、「神への不従順は多くのものを壊してしまう」と指摘し、間違いに気付いたならば神の前に悔い改めることと、神に従い続けることの重要性を強調した。
聖会で李氏は、いつも不平を言う否定的な古い自分を捨て、徹底して肯定的な信仰者になるべきだと参加者を励まし、「信仰がなければ、神を喜ばせることはできません。神を感動させる信仰の人にならなければなりません」と話した。また、祈りの重要性を強調し、「祈りとは信仰によって神に委ねることです。信仰を持って祈り、また祈れば、奇跡が起こります。たくさん祈る教会にリバイバルが起こります」と語った。
最後に李氏が「信仰を持って進めば、必ず良いことが起こります。皆さんの信仰が重要です。皆さんに必要なのは祈りです。大きな夢を持ってください。そして祈りましょう。リバイバルは起こります。奇跡はやってきます」と強調し、参加者全員が立ち上がって日本のリバイバルのために熱く祈りをささげた。