昨年初開催された「アフリカの新たなビジョン東京国際会議」に続く第2回会議「アフリカの新たなビジョン2019」が8月31日(土)、上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区)の6号館(ソフィアタワー)で開催される。同大とカトリックの信徒団体である聖エジディオ共同体、立正佼成会の3団体が共催する。
同大の曄道佳明(てるみち・よしあき)学長や佐久間勤理事長、菊地功(いさお)カトリック東京大司教、同共同体のアルベルト・クワトルッチ事務局長、立正佼成会の庭野光祥(こうしょう)次代会長や川端健之理事長らが登壇するほか、現在、日本経済団体連合会やアフリカ諸国の政府代表者などと講演の依頼交渉をしている。
「アフリカの新たなビジョン」会議は昨年、豊かな文化や自然がある一方、貧困や脆弱な医療など多くの課題を抱えるアフリカについて、2015年に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)を踏まえ、「具体的なアクションをデザイン」することを掲げて初開催された。日本やイタリア、アフリカ諸国の政府関係者らが多数登壇し、1日がかりの日程でプログラムが行われ、約千人が参加した。
今年は、日本政府が主導して8月28~30日に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)のパートナー事業として行われる。昨年に続き、さまざまな分野の人々が集い、アフリカ支援の課題や市民運動の在り方、またアフリカのために一人一人が実行可能なことなどを話し合う。
参加は無料だが、事前申し込みが必要。締め切りは8月20日(火)。プログラムの詳細、申し込みはこちらから。問い合わせは、立正佼成会渉外グループ(電話:03・5341・1850、FAX:03・5341・1860、メール:[email protected])まで。