「シルクロードと東回りの基督教」をテーマに、第8回国際景教研究学術福岡大会(日本景教研究会主催)が3月19~23日、福岡県筑紫野市の福岡国際センター教会(二日市北3-1-7、電話:080・5606・9001)で行われる。中国唐代の景教や元代のエリカオン教など、東方キリスト教について学ぶ。研究発表終了後の21日午後から23日までは、九州のキリシタン遺跡巡りを企画している。
研究発表者とテーマは次の通り。
▽「キルギスツアーの感想」湯沢英房氏(日本景教研究会実行委員、京都の東向日教会牧師)、▽「東方キリスト教の十字架の研究」金奎東氏(韓国、中国宣教師)、▽「九州のキリシタン史と遺跡」服部由愛氏(神奈川、キリシタン・遺跡研究者)、▽「モンゴルからの総主教とヨーロッパへのミッション」ブラッドフォード・ハウディシェル氏(米国、大阪の高校講師)、▽「大分県臼杵市を中心としたキリシタン遺跡について」安東邦昭氏(福岡、全国かくれキリシタン研究会会長)、▽「東方キリスト教の歴史」黄錫千氏(福岡国際センター教会、韓国宣教師)、▽「東方景教入門、東方教会史」川口一彦氏(愛知、日本景教研究会会長)。
参加費は1万2千円(会員1万円)、部分参加も歓迎。九州のキリシタン遺跡巡りは別途参加費が必要。参加の申し込みは2月末日まで。問い合わせは事務局(メール:[email protected]、ファックス:075・931・5934、電話:075・921・6484、担当:湯澤)まで。