【CJC】英政府と英国国教会は18日、ブロードバンドや携帯電話、WiFiの各地での接続性を高めるため、尖塔などの教会施設を利用することで合意したと明らかにした。
AFP通信の報道によると、デジタル・文化・メディア・スポーツ相(デジタル担当)のマット・ハンコック氏は今回の合意について、「15世紀の建物でも英国が未来に適合する助けとなることができる」と意義を強調した。
英国国教会は、英国内の教会全体のおよそ65パーセント、さらには1万6千棟の関連施設を地方に有しており、主要なデジタルインフラとして理想的な通信局になり得ると見られていた。すでに現在、教会の尖塔や施設に設置された無線送信機からアンテナやファイバーケーブルなどを経由し、120以上のブロードバンドや携帯電話のサービスが提供されている。