アメリカ合衆国の第7代大統領であるアンドリュー・ジャクソン。下院議員や上院議員を経て、民主党所属の初の大統領となりました。米英戦争でも活躍した彼は、「オールド・ヒッコリー」の愛称で呼ばれました。
そのアンドリュー・ジャクソンの言葉です。「聖書は真実だ。・・・私はその聖なる本の上に永遠の救いへの希望を置いている」(『100人の聖書』96ページ参照)
アンドリュー・ジャクソンが語るように、聖書は真実そのものです。
映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」(藤原竜也さん、伊藤英明さん、夏帆さん出演、2017年公開)をご存じでしょうか。この作品の中で、日本国民が、ソネザキという男性、そして有名なキャスターにだまされるわけです。映画を見る側も、途中までだまされる映画です。
とにかく、この世の中には、だます者、だます物が多いですね。多くの人がだまされている毎日です。去年1年間の振り込め詐欺など特殊詐欺の被害額は406億円以上でした。計算すると、1日に1億円以上ですね。毎日、1億円以上がだまし取られているわけです。この日本のどこかで。
振り込め詐欺、偽ブランド商品、偽装表示、結婚詐欺。気付いていないだけで実はだまされているという人がいるかもしれません。それほど日本は、いえ、世界はだますもの(人)でいっぱいです。
こんな世の中に信じ切れるものはあるのでしょうか。「ありません」と言えば、今日のコラムはここで終わってしまうかもしれません。だからこそ、言い切ります。この世の中でも信じ切れるものがあります!
それは、聖書です。なぜなら、聖書こそは、人をだますことがない、真理の書だからです。アメリカ合衆国第7代大統領アンドリュー・ジャクソンが語った通りです。「聖書は真実」なのです。
商売のために、売れるために、いい加減なことを書いている本が山ほどあります。知らずに読者(購入者)がだまされるわけです。だからこそ、だまされたと思って、聖書を手に取ってみませんか。
聖書は、あなたを裏切ることは決してありませんし、あなたをだますこともありません。しかしならがら、聖書は難しいところもあり、小さな文字が多く、マンガやイラストがなくて、あなたの考えや気持ちを真っ向から否定することもあるはずです。だからこそ、本物と言えるのではないでしょうか。
さあ、だますものが多い世の中だからこそ、「本物志向」で、今日から聖書を手に取ってみませんか。(聖書購入の際は、新改訳聖書・新共同訳聖書、または、新和訳の聖書・新約聖書翻訳委員会訳の聖書をお薦めします)
次回の百人一読は、アメリカ合衆国第31代大統領ハーバード・フーヴァーから、「いじめ問題」についてご一緒に考えたいと思います。
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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