アメリカ合衆国第6代大統領であるジョン・クィンシー・アダムズ(1767~1848)。初代副大統領、第2代大統領であるジョン・アダムズの息子でもあります。彼は、外交官としても活躍し、国務長官も歴任しました。その彼の言葉です。
「私は聖書に非常な尊敬を抱いている。子どもたちが聖書を読み始める時期は、早ければ早いほどよい。・・・私はここ何年も、毎年一度聖書を通読することを習慣としている」(『100人の聖書』95ページ参照)
現代は、まさに使い捨ての多い時代ですね。人間関係も使い捨て。利用するだけ利用してそれっきり。男女の関係も、飽きたらそれで終わり。まさに使い捨ての時代です。空き缶のポイ捨てだけでなく(これも大きな問題ですが)、恋人のポイ捨て・・・とんでもないことです。
そして、本も読み捨ての時代ですね。どんな本を買っても大概は1度読んで終わりではないでしょうか。読み終わったら、それっきり本棚や納戸に・・・、もしくは資源ごみの日に。
さて、今度は皆さんに質問させていただきますが、毎年1度は読んで、それを習慣としている本はありますか。アメリカ合衆国第6代大統領アダムズには、そのような本がありました。まさに聖書です。
もう1つ質問させていただきますが、尊敬を抱いている本はありますか。人や歴史上の偉人に尊敬を抱くことがあっても、本に尊敬を抱いている人はほとんどいませんよね。しかし、アダムズは本を尊敬していました。まさに、聖書という書物をです。
もう1つ質問させていただきますが、お子さんたちになるべく早く読ませたい本はありますか。アダムズは、そのような本こそ、聖書であると語っています。こんなにスゴイ本があるでしょうか。アメリカ合衆国大統領を務めた偉大な人物がここまで言ったのです。
① 毎年1度通読し習慣としている。② 非常な尊敬を抱いている。③ 子どもたちが読み始めるのは、早ければ早いほどよい。彼にそこまで言わしめた本は、聖書です。
人にこれほど言わしめる、しかも大統領にまで上り詰めた男に言わしめた、聖書。使い捨て、読み捨ての時代です。でも、大統領まで上り詰めた男が1年に1回は読んだ本です。大統領が捨てなかった本です。
1度だまされたと思って、手に取ってみませんか。アメリカ合衆国第6代大統領が絶賛した書物なのですから!
(聖書購入の際は、新改訳聖書・新共同訳聖書、または、新約聖書のみのタイプならば新和訳・新約聖書翻訳委員会訳の聖書をおすすめします)
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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