米国の初代副大統領、そして第2代大統領として活躍したジョン・アダムズ(1735~1826)。米国海軍創設者であり、アメリカ合衆国建国の父の1人でもあります。
そのアダムズがこのように書き残しました。「それぞれの人々が、聖書に記された教えによってその行いが正されるべきだ。みな良心に従って、節制と倹約、勤勉さ、正義、親切、まわりの人々への思いやり、そして信仰と愛、神への崇拝をすべきである」(『100人の聖書』94ページ参照)
聖書によって行いを正す。このことが、非常に重要な時代ではないでしょうか。殺人、詐欺、窃盗、万引き、強盗、強姦(ごうかん)、ありとあらゆる犯罪が溢れる現代です。いろいろな問題が溢れる社会です。一人一人が、行いを正さないといけないのではないでしょうか。
本当にいろいろある現代社会ですね。不正、違法などがどこにでもあります。裏口入学という言葉を聞いたことがあります。皆さんもご存じだと思いますし、そのような話や事例もご存じだと思います。
実際に隠すつもりがないので書きますが、裏口入学(不正入学)の話は私にもありました。当然ですが、そのような話に乗りはしませんでしたが、確かに裏口入学の話が来たのは事実です。
某氏から、このようなお声が掛かりました。「QがX大の教授になった。もし入りたければ、X大に入学できるようにしてあげるが・・・」と。そのようなことを言われたわけです(何年も前の話です)。
このコラムをお読みの方で、「篠原がからかわれただけでしょ。ただの1教授にそんなことできるわけがないでしょ」と思われる方もいると思いますが、某氏とQ氏の関係上、今じっくり考えても、おそらく可能であったかもしれません。
大学偏差値ランキング1位の大学を卒業し、某庁に入庁。入庁後は一時、某国に派遣され外交官としても働きました。帰国後は某庁主要ポストを幾つも務めました。某庁退官後には「先生」(国会議員ではありません)と言われる職に就かれ、某大学院の教授になられたという方です。
これ以上は書けませんが、おそらくQ氏の実力や影響力を思えば、裏口入学も、もしかしたら、もしかしたかもしれません。ただ、もう1度言いますが、私はこの話に乗っていません!
とにかく、この社会に、私たちの周りに、不正や不法、違法がはびこっています。その中で重要なことこそ、アダムズが言っているように、「行いが正されるべき・・・」ということではないでしょうか。
そして、行いを正すための、良い書物があります。何を土台にして行いを正すかが大事ですから。アメリカ合衆国建国の父、米国海軍創設者、アメリカ合衆国第2代大統領であるアダムズが薦めている聖書。この聖書こそ、行いを正すためにピッタリの書物なのです。
今日から、聖書を読んで、学びませんか。悪いことが、不正や不法がはびこるこの現代にあっても、自らの行いを正し、正しく真っすぐに生きていくために。アダムズが薦める聖書を手に取りましょう!
(聖書購入の際は、新改訳聖書・新共同訳聖書、または、新約聖書のみの新和訳・新約聖書翻訳委員会訳をお薦めします)
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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