近年、日本を含む東アジア諸国には、中東イスラエルからのユダヤ人訪問者が増加しており、これらのユダヤ人に対する伝道の取り組みが東アジアの各地でなされている。そんな中、日本と東アジアにおけるユダヤ人伝道の取り組みを促進しようと、ローザンヌ・ユダヤ人伝道協議会(LCJE)日本支部(チャールズ・クリンゲンスミス代表)は11月13日から18日まで、「2017年 東アジア・ユダヤ人伝道カンファレンス」を和歌山・大阪・東京で開催する。日本ローザンヌ委員会(倉沢正則委員長)が後援する。
LCJEは、福音主義教会の世界宣教ネットワーク「ローザンヌ運動」のユダヤ人伝道部会で、日本支部は他のアジア諸国に先駆けて1994年に発足した。カンファレンスでは、ユダヤ人伝道に取り組んでいる世界各地の経験者と、ユダヤ人伝道に関心を持つ日本国内の人々が集まり、ユダヤ人伝道に関する報告、経験や知識の分かち合い、今後の方策の話し合い、ネットワーク作りなどを行うことを計画している。
カンファレンスの全日程は日本語・英語の2カ国語(逐次通訳)で行われる。7月26日現在、海外からの参加者として、中国(香港)、韓国、ニュージーランド、イスラエル、フランス、英国、米国から約25人が参加登録をしている。参加者の一部の紹介は、カンファレンスのウェブサイト(英語)に掲載されている。
メイン・カンファレンスは11月13日(月)から15日(水)夕方にかけて、和歌山市の和歌山ルーテル教会礼拝堂で行われる。その後、大阪と東京で公開フォーラムが開催される。大阪では16日(木)午後2時から8時半まで、VIP関西センター9階の北浜インターナショナル・バイブル・チャーチ礼拝堂で、東京では18日(土)午前10時から午後5時まで、お茶の水クリスチャン・センター8階チャペルで行われる。
公開フォーラムは事前申し込み不要で入場無料(席上献金あり)だが、メイン・カンファレンスは事前申し込みと参加費が必要。申し込み・問い合わせは、LCJE日本支部カンファレンス事務局(電話:078・341・7501、090・9825・6967、メール:[email protected]、〒650-0027神戸市中央区中町通2-2-18-4階「シオンとの架け橋」内、担当:石井)まで。