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日々是ハレルヤ

日々是ハレルヤ(2)伝道は焼きいも屋さん方式で 横坂剛比古

2017年7月24日05時28分 コラムニスト : 横坂剛比古
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関連タグ:横坂剛比古

主の御名をあがめます。

週の初めの月曜日、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。マロです。連載2回目、今日もゆるゆる書こうと思います。よろしければお付き合いくださいませ。

さて、皆さま。訪問販売とか、突然かかってくる営業の電話って好きじゃないですよね。僕も好きじゃなくて、先日も家でのんびりしていたら突然、訪問販売の人がやって来て、僕も少し機嫌が悪くなってしまいました。

が、そこでふと、「しかしすごいな、この人たちの勇気」とも考えました。だって、知らない人の家にいきなり訪ねていって「この商品買いませんか」って言うのは、ものすごく勇気のいることだと思いませんか。しかも、多くの相手には僕のように機嫌の悪い対応をされるでしょうし。よく心が折れないなと、そう考えたら少し尊敬の念さえ抱いてしまいました。少なくとも僕にはできません。

さて、クリスチャンの方は皆さん、大なり小なり「伝道」に興味があると思います。「伝道したいんだけど、どうしたらいいのか分からない」「伝道する勇気が湧かない」という声はよく聞きます。これって、もしかして伝道を「訪問販売」のようなことだと思っているからじゃないでしょうか。訪問まで行かなくても、道ばたに立ってチラシを配らなきゃいけないんじゃないかとか、そんなふうに思っているのかもしれません。確かにそれにはかなりの勇気がいるでしょうし、どうしていいか分からなくもなるでしょう。

 聖書や神様に何の興味もない人に、聖書や神様のことを聞いてもらう。これは訪問販売と同じくらいハードルが高いことです。多くの人には不機嫌な対応をされ、歓迎してくれる人は少なく、ましてそこから救いにまで至る人はごくごく少数でしょう。このやり方では、よっぽど心の強い人でない限り挫折してしまいますし、そもそも始めることすら難しいと思います。

僕にも勇気がなくて、このやり方はできません。それで僕は「焼きいも屋さん」方式を採用しています。焼きいも屋さんはあちこちに出向いて焼きいもを売りますが、興味のない人に「焼きいもを買え」とは言いません。「いしやぁ〜〜〜きいもぉ〜〜〜♪」と、あの歌で「ここに焼きいも屋がいるぞ」ということを周知して、あとは焼きいもを食べたい人を待ちます。それで「くださいな」とお客さんが来たら、ほしい数だけの焼きいもを渡します。誰も機嫌悪くなりません。

いえ、僕は決して焼きいも屋さんのように歌を歌って、「僕はここにいるぞー」とアピールしているわけではありません。ただ、できるだけあちこちに出掛けて、たくさんの人に会って、「僕はクリスチャンです」と告げるだけです。そうしたら、その場では「ああ、そうですか」で終わったとしても、いずれ折にふれて、「そういえばマロちゃん、クリスチャンだったよね。聞きたいことがあるんだけど」と向こうから聖書や神様の話を求めてくれたりします。そこで、その人が求めるだけの話をします。焼きいも屋さんと同じです。誰も機嫌悪くなりません。

伝道を「訪問販売方式」のものだと思ってしまうと、「自分には無理!」と思えてきてしまいます。でも、「焼きいも屋さん方式」でもいいんだと思ったら、「もしかして自分にもやれるかも」と思えてきませんか。

「伝道しよう!聖書について話そう!」と意気込まなくても、「僕はクリスチャンです」と相手に告げるだけで、それだけでそれなりに伝道になるのです。焼きいも屋さんがおいしそうな甘い香りでお客さんを引きつけるように、私たちクリスチャンも良い香り、すなわち笑顔なり喜びにあふれた態度なりで人を引きつけられれば、さらに最高です。私たちの売る「焼きいも」は他の何よりも甘くておいしくて価値のある福音なんですから、香りをぷんぷん漂わせていきましょう。

こんなに暑い季節に、季節はずれの焼きいもの話なんかしてごめんなさい。実はちょっと食べたい気分だったんです。

それではまたいずれ。
主にありて。マロでした。

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◇

横坂剛比古

横坂剛比古

(よこさか・たけひこ)

1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒、バークリー音大CWP卒。作曲家、ベーシスト、行政書士、コラムニスト、WEBディレクターなどなど、神様の導くままに生きていたらムカデのように何足ものワラジを履くようになってしまったクリスチャン。上馬キリスト教会ツイッター「中の人・まじめ担当」。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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