Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

ギャンブル依存症から抜け出して見えたもの ティーンチャレンジ岡山センター

2017年2月16日21時08分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ティーンチャレンジ依存症
ギャンブル依存症から抜け出して見えたもの ティーンチャレンジ岡山センター+
ティーンチャレンジ岡山センター。大自然に囲まれたセンターで生徒たちは更生を目指す。

薬物・アルコール・ギャンブル依存症者の更生と社会復帰をキリスト教精神で支援する「ティーンチャレンジ」。この働きは、1958年、米国ニューヨーク、タイムズ・スクエア教会のデイヴィッド・ウィルカーソン牧師によって始められた。その経緯はパット・ブーン主演の映画「十字架と飛び出しナイフ」(ライフ・エンターテイメント)でも広く知られている。

現在では世界各国に千を越えるセンターが建てられているが、日本には木崎智之牧師によってこの働きが伝えられた。木崎牧師は英国留学中にティーンチャレンジの活動に加わり、帰国してから2005年にティーンチャレンジ・ジャパンを設立。その後、2007年に沖縄センター、2013年には岡山センターがオープンした。

世界各国のティーンチャレンジでは、ウィルカーソン牧師がこの働きを始めた2月9日を記念して、「全ての依存者に希望を!」と断食祈祷を行う。日本にある2つのセンターでも祈りをささげ、11日には、沖縄センターと岡山センターをフェイスタイムでつなぎ、互いの顔を見ながら賛美と祈りの時を持った。

現在、岡山センターでは、2人の生徒と、昨年同センターを卒業したインターンの男性が共同生活を送っている。岡山駅から車で約20分。豊かな自然に囲まれた同センターでは、リハビリと就労支援を目的に農作物を育てている。早朝から農作業を行い、自分たちで朝ごはんを作って食べ、日中は聖書の勉強、賛美、そして祈りの他、部屋の掃除や教会の奉仕も行う。コテージ風の建物の中では、「キリスト漬け」と生徒が言うように、クリスチャンとしての規則正しい生活が送られている。初めこそ、草取りなどの地道な作業に嫌気が差す生徒もいるが、朝から晩まで体を動かす環境は、依存症から抜け出すのにはうってつけだ。

ギャンブル依存症から抜け出して見えたもの ティーンチャレンジ岡山センター
沖縄センターとネットを介して祈りの時を持った=11日、ティーンチャレンジ岡山センターで

インターンとして働いている橋本従道(つぐみち)さん(23)も、数カ月前までは生徒として同センターで訓練を受けていた。ギャンブル依存症だったという。

橋本さんはクリスチャンホームで育ち、幼い時から両親と共に教会に通っていた。年を重ねるごとに教会学校のメンバーが減ることに戸惑いはあったものの、高校を卒業する18歳まで、集会にも積極的に参加し、教会の奉仕も行っていた。「僕、かなりいい子だったと思いますよ」と橋本さんは笑う。

大学時代、少しの自由とお金を得た橋本さんは、本人の言葉を借りれば「度を越して」遊び過ぎていた。親の目の届かない場所で、友人に誘われるまま、パチンコ、麻雀、タバコ、酒など、大学生がやりそうな遊びを覚えた。「このくらいなら大丈夫」と思いながら、徐々に深みにはまっていった。

当然、アルバイト代だけで足りるはずもなく、20歳になると消費者金融のカードを作った。それも瞬く間に限度額いっぱいになり、督促の電話やハガキに追われるように。それでも、家のものを売ってお金を作り、奨学金も全てギャンブルに使った。そして大学3年で中途退学する。

「3日間くらい寝ないでギャンブルをしていることもありました」。友人や知人にお金を借りることもあったが、当然返すあてはなかった。徐々に友人が離れていくのも感じていたという。

「ギャンブルをやめられないというのは、いつか大金を当てて借金をなくしてやろうと思うからですか」と尋ねると、「それはないですね。勝っても負けてもよかったと思います。クセというか、習慣のようなもの」との答え。

そのような生活が続き、ついに橋本さんは精神的に追い詰められていった。「こんなことをやっていてもいいわけがない・・・」。頭では分かっているのに、やめられない。泣きながらパチンコをしていることもあった。

ある日、両親からもらったお金で再びパチンコ屋へ。台に向かって玉を打っているときに、「やっぱりダメだ」とようやく観念した。

借金を重ねる息子に対して「神様からは絶対逃げられないんだよ」と愛をもって叱る母親と、それでもやめない息子。その頃には親子関係にも大きな亀裂が入っていた。

やがて母教会の牧師に勧められ、ティーンチャレンジの門を叩いた。しかし、ここから橋本さんの新たな葛藤は始まった。同センターの基本は、聖書、祈り、賛美・・・。

「僕が18年間、教会でやってきたことと同じだ! こんなもので僕の依存症が治るわけがない。僕は教会にも行った。賛美もした。毎日祈った。それなのに依存症になって苦しい思いをしたんだ」。入所して1週間後には木崎牧師に、「僕、ここのセンターをやめます。こんなことやっても治らないと思います」と話したという。

すると木崎牧師をはじめインターンの先輩たちに、「3カ月だけ頑張ってみろ。3カ月やっても治らなかったら、その時また考えればいい」と言われた。その頃の橋本さんは、教会もクリスチャンも聖書も大嫌いだった。全てがきれいごとにしか思えなかった。

ところが、入所して1カ月後、聖書を読んでいるときに、「僕、戻るべき場所に戻ってきたのかもしれない。神様は僕を待っていてくれたんだ」と気付いた。それからは農作業もだんだん楽しくなってきた。きれいな畑を見ていると気持ちがスッキリするという。昨年は試験的にジャガイモを植え、収穫の時には皆で掘り起こし、料理して食べた。

「おいしかったです。とても感動しました」。間もなく種を植える時期に入る。「今年は夏野菜も植えるんですよ」と橋本さんは目を輝かせる。

ギャンブル依存症から抜け出して見えたもの ティーンチャレンジ岡山センター
賛美をリードする橋本従道(つぐみち)さん

「神様と両親には感謝しています。僕が自分を見失っているときは、暴れたことも、刃物を向けようと思ったこともあります。そんな中でも、きっと両親は祈ってくれていました。あの時は気付かなかったけれど、両親に愛されていたのだと今は思うことができます」

「よく頑張りましたね」と声を掛けると、「いやいや、僕はたくさんの方に祈ってもらっていましたから。きっと教会でも祈ってくれていたのだと思います。祈られている数が違うだけですよ」とほほ笑んだ。

「今、依存症から抜けられなくて苦しんでいる方に僕から言えるのは、『もっと楽しいことをしようぜ!』ということ。心を病むほどにやる遊びは全く面白くないでしょう」

ティーンチャレンジでは、献金、献品も受け付けている。詳しくはホームページ。

関連タグ:ティーンチャレンジ依存症
  • ツイート

関連記事

  • 日本「祈りと救いとこころ」学会第3回学術研究大会「人は何を求めているのか―その理解とケアを考える」

  • ギャンブル依存症の現実 ティーンチャレンジ・木崎智之牧師に聞く

  • 薬物依存者の更生に必要なこととは? ティーンチャレンジ・木崎智之牧師

  • 元ミス・アメリカのキルステン・ハグランドさん、摂食障害の治療中にキリストに希望見いだす

  • 依存症更生施設「ティーンチャレンジ」、今年から新たに農業更生プログラムを開始

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.